「栢本農園」のある三重県名張市青蓮寺は、名張市の南部に位置してます。
青蓮寺周辺には「青蓮寺湖」「青蓮寺ダム」や「香落渓」が近くにある緑豊かな山間地域です。
山々から溢れる透明で豊富な清水で囲まれた、景観のうつくしい地域であり、
春は青蓮寺湖の周りで桜が咲き誇り、夏の夜は幻想的な光を放つほたるが舞い、
秋は青蓮寺湖周辺の山々が紅と緑のグラデーションに染まります。
青蓮寺湖畔の冬は寒く、盆地特有の昼夜の寒暖差を生かし、代々農業を営んでいます。

栢本農園の木

本家にある、樹齢100年を超える大きな大きな榧の木。

その榧の木と共に栄てきた栢本家は、江戸時代から代々受け継がれた米農家でした。
その昔、まだ姓が無かった頃、庭の榧の木がシンボルとなり、「かやもと」と名乗ったのが名字の由来といわれています。
代々、大切に受け継がれてきた「稲作」、そして庭の大きな大きな「榧の木」。
そして歳月を経て「稲作」だけでなく、この青蓮寺地区の清らかな水と気候を生かした「ぶどう」や、「いちご」の生産も手掛ける観光農園へと発展していきました。

榧の木と共にこの土地に根ざしてきた「栢本農園」。
この先、また100年先も、庭の榧の木と共に発展していきたいと思っています。